
エンディングプランナーです。
葬儀業界に30余年携わってきました。
いろいろとお役に立つと思うことを書いていけたらと思っています。
「お葬式の費用がわかりずらい」とか、「どうなっているの」とか、
よく質問されることがあります。
どの業界でも、それに携わっている人には当然の『費用・料金の考え方』というのがあり、
中には一般の人には馴染めないものがあると思います。
葬儀業界の価格もその一つといえると思います。
ご葬儀の費用は、『自動車』『電気製品』や『家・マンション』を買う場合などとは大きく違っています。
一般に、『葬儀費用』というと、
我々のような『葬儀社』にお支払いいただく金額、費用のこととお考えの方が多いようです。
◎ 葬儀費用 = 葬儀社での費用・料金
NO! NO! 実はこれはちょっと違うんです。
通常は大きくわけて、以下のように大きく分けることができます。
・宗教者様関連費用
・会場費用、安置場所費用
・火葬費用 、諸手続き
・祭壇費用、運営、式進行などのプロデュース費用
・移動交通費、輸送費用など
・そのほか、料理や返礼品などのように人数に応じるもの
葬儀社が窓口となり手配して、費用を受け取るような項目もありますが、
基本的にはこのように分かれています。
・宗教者様関連費用とは、
仏教であれば、読経料、戒名料などのお布施があります。ちなみに金額はお寺の規模の大小や檀家としての関係などにより変わります。宗教により呼び方は違いますが、その宗教での慣習や決まりでの費用が発生します。
・会場費用、安置場所費用
以前は、都内でもご自宅でお通夜や告別式をあげる方も多くいらっしゃいましたが、
最近では、住宅事情もあり、セレモニーホールやお寺、総合葬斎場(火葬場)など、自宅以外で行う方が多くなってきています。
当然ですが、この会場費用がかかってきます。
・人数により変動するようなもの:返礼品やお料理
これは当然ですが、 多少の余裕をみて用意したうえで対応します。実際の会葬者の人数や動きにより、 多少変わってくることになります。
葬儀費用の中で、葬儀社にかかる費用は、
・火葬費用 、諸手続き
・祭壇費用、運営、式進行などのプロデュース費用
というのが一般的です。
まずはお葬式に関わる費用とはこのように分かれていると理解していただければうれしいです。
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